(今年の女房の誕生日は広尾のレストランひらまつへ行った。 予約をするとき車の車種を聞いてくるのは銀座のベージュとここだけだ。 ひらまつはバレーなのに何でそんなこと聞いてくるのか腑に落ちない。 店のそばに停めてボーイが来るのを待つわけだが、遅い。 「お車の車種は?」と聞かれて、「黄色い軽自動車です」とか答えてみたいのだが、いよいよ待たなければいけなくなる恐れがあるので、しかたなく「きょうはプライベートなのでショファーは休ませて、ベントレーのGTで行きます」などと答えることになる。(ウソデス) 広尾のひらまつはご存じの通り、大グループを運営する一大組織の本店だ。 12月ということでカップルがあちこちで誕生日?を祝っている。2階の個室も忘年会とおぼしき連中で一杯だ。 ヌーベルといえば聞こえはいいが、フレンチかね??なんとも中途半端な和洋折衷な味わい。ノブくらい滅茶苦茶でもなく、かといってフレンチではけしてない。 ホール・マネージメントもいまひとつピリッとしない。帰り際マダムに「お忙しくて結構ですが、間が悪くて気持ちが悪くなりました」とイヤミをいってやったら「すみません」とはいうものの心の中で「フン、嫌なら来て頂かなくて結構」と言っていたなぁ。 オーナーがこんな具合だからホールも口先だけが蔓延していて気分が悪い。 その点、時代がかっているがトゥール・ダルジャンの接遇は素晴らしい。 ともかく帰りに車までボーイが案内してくれて紙袋を女房に渡した。ロブションなどは明日の朝食としてパンをくれるので、何かお土産かと思った。女房が中を覗いて「ぎゃ」と叫んだ、他のお客の預かりものだ。 駄目だ。こりゃ。